あけましておめでとうございます。
2016年初ブログです。
もうすぐバレンタインデイですね。

そんなことはどうでもいいです。

ここで、私の1日を時系列で見てみましょう。

去年もちょうどこの時期に、
同じようなことを書いたんですけど
1年経てばなんとやらです。


7:00 起床
目覚まし変わりの執事長田中のヴィオリン演奏で目が覚める。
ちなみにヴァイオリンは、もちろんストラディバリウス。
私は指を『パチン!』と鳴らし、田中の演奏を止めベッドから出る。
田中はすぐに、シルク製のガウンを持ち私の元へやってきた。

『おはようございます、うめーな様』

『今日も素晴らしい演奏だったぞ。腕を上げたな田中。』

『なんと、もったいないお言葉・・・』

『謙遜するでない。ほれ、これを取っとけ』


私は財布から札束を取り出し、田中の胸ポケットへそれを入れる。

それから食堂へ行き、フランスから呼び寄せたミシュラン三ツ星シェフの作った朝食をたしなむ。

『田中、シェフを呼べ』

『はっ』

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『シェフ、今日も素晴らしい朝食だった。腕を上げたな。』

『なんと、もったいないお言葉・・・』

『謙遜するでない。ほれ、これを取っとけ』


僕は財布から札束を取り出し、シェフの胸ポケットへそれを入れる。

そしていつものようにアルマーニのスーツへ着替え、仕事へ向かう。

これが、いつもの朝の風景。




9:00 出社
六本木にある自社ビルへ愛車のベンツで向かう。
もちろん運転手付きだ。

『うめーな社長。
 本日のご予定ですが12時に内閣総理大臣様とご会食。
 その後14時から会議があります』

隣で1日のスケジュールを言う秘書。
元女優だ。名は北川景子。

『わかった。今日も1日頑張ろうな』

私は彼女を目を見てそう言った。
気のせいだか、顔が少し赤かったような気がした。

僕は財布から札束を取り出し、彼女の胸ポケットへそれを入れる。



12:00 会食

『うめーな社長、今の日本経済をどうお考えですか?』

『安部さん、私は今の日本は・・・・』

安部さんと日本経済について熱く語った。

僕は財布から札束を取り出し、安部さんの胸ポケットへそれを入れる。



14:00 会議
会食を終え、自社に帰りすぐに会議が始まる。

『本日は我が社の新商品に関して社長のご意見を・・・』

『うむ。非常にいい出来だ。よく頑張ったな。』

『ありがとうございます!これもすべて社長のおかげです!』

『そういえば、君最近結婚したそうじゃないか。』

『あ、はい!』

『取っときなさい。』

僕は財布から札束を取り出し、社員さんの胸ポケットへそれを入れる。



17:00 帰宅
今日は天気がいいので、たまには徒歩で歩いて帰ることにする。
枯葉を落とし、寂しげな街路樹が並ぶケヤキ道を歩いていると、
一人の少女が泣いていた。

『うえーん!うえーん!』

私は慌てて少女に駆け寄り声を掛ける。

『どうしたんだい?』

少女は無言で街路樹の上を指さした。
どうやら風船を離してしまい、街路樹にひっかけたらしい。

『お、お、お母さんに買ってもらったの・・・』

少女は泣きながら言う。

僕は財布から札束を取り出し、少女さんの胸ポケットへそれを入れる。



19:00 夕食

『シェフこっちへ呼んでくれ』

僕は財布から札束を取り出し、シェフの胸ポケットへそれを入れる。



22:00 就寝
ロマネコンティをたしなむ。
ほどよい酸味と鼻にぬける香り。
どれも一級品だ。
やっぱり1985年ものは違うと確信する。
ゆっくりとベッド脇にある、イタリアから取り寄せた椅子にもたれ掛る。
そこからはちょうど、窓の外に光る窓が見えた。

グラスを月に照らし私は一人でこう言った。


aaa

『乾杯・・・』




次の瞬間、頭を鈍器で殴られたような気がした。

いや、確実に殴られた。

頭を右手で触ったら、ぬめっとした血の感触が伝わった。

後ろを振り向くと、ニヤリと笑う執事長田中の姿があった。

『お・・・ま・・・え・・なぜ・・・』

田中はニヤリと笑い最後にこう言った
『ハッピーバレンタイン』

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そこで私の記憶は消えた。





















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1年越しのてんどん。