うめブロ(ドラクエ10とか色々)

ドラクエ10の事と意味のわからない事を書いてます。

2015年02月

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バレンタインイベントが始まりました。


























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どうやら私の思い人は今年、隠居の身にはいったらしいです。

残念。




さて、バレンタインイベント。

これはまさにアストルティアの恒例行事になりつつあるビックイベントです。

そう祭り。

フェスティバル。

そして現実世界にも今まさに

日本最大級のフェスが今行われていることはご存知だろうか。


そのフェスの名はそう・・・









春の山崎パン祭り




製パン業者である株式会社山崎製パンが販売している

聖なるパンを買うことによって、

手に入れることができる点数シール。

点数は規定点までいくとそれは聖杯へと姿を変える。

聖杯戦争である。


私はこの祭りに特別思い入れがある。

そうあれは20年も前のことだ・・・












『うめーなー!ごはんよー!』


うめ『わーい!今日の晩御飯はなんだろう!』


『今日はパンよ!』


うめ『えー!昨日も一昨日もその前もずっとパンだったじゃん!もう飽きたよ!』





『ワガママ言うんじゃありません!
  今がどういう時期かあなた知ってるの?
  春の山崎パン祭り期間中よ!
  多くの聖杯を手に入れて
  地位と名誉を手に入れないといけないの!』


『うめーな、もう少し我慢しなさい。
  地位と名誉のためだ。』


うめ『はーい・・・・・・』


『そういえばあなた。
  お隣の鈴木さん聖杯5個目を
  手に入れたらしいわよ。』

『なんだって・・・?
  私たち家族でやっと2個目だぞ。
  あの家族いったいどうやってそんなに聖杯を・・・?』

『それが鈴木さんちコンビニ経営してるじゃない?
  廃棄になる商品からシールだけを取って
  聖杯に変えてらしいのよ』

『なんて汚い手を・・・・!
  このままでは地位と名誉が鈴木さんの手に渡るじゃないか!
  クソが!』


父はそういうと食事が並べれている机を力強く叩いた。

ふっくらと焼きあがった食パンが

プルンプルンしているのが目に見えてわかった。

さすが山崎パン・・・




うめ『お父さん、お母さん・・・・。』


『どうした、うめーな。』




うめ『僕がんばる・・・・

   そんな汚い手を使っていばってる
   鈴木さん許さない!
   毎日パンでも大丈夫だから!

   みんなで地位と名誉を手に入れよう!』


『うめーな・・・お前も大きくなったな・・・
  よし、お父さんも頑張るぞ!
  頑張って地位と名誉を手に入れて
  女をたぶらかすぞ!』


『私だって地位と名誉を手に入れて、
  ホスト通いするんだから!
  負けてられないわ!』


こうして私たち家族の春の山崎パン祭り戦争が始まった。

地位と名誉がほしいがために

母はパートの時間を増やし、

父は夜のバイトも始めることにした。

父と母の睡眠時間は削られ、

子供だった私の目でもわかるくらい

やつれていったのがわかった。

私は毎日のパン生活からか、

パンを見るたびに幻覚が見えるほどに心が病んでいった。


そんなある日のことである。


深夜に一本の電話が鳴った。



プルルルル・・・・プルルルル・・・




『はい、もしもし』







『はい、私ですけど。
  はい。
  え・・・・うそでしょ・・・』





『そんなことって・・・・』


『今すぐそちらに行きます』


母が神妙な面持ちで受話器を置いた。

私は普通ではない知らせということが

子供ながらすぐにわかった。


うめ『お母さんどうしたの?』



『お父さんが仕事中に事故に巻き込まれたって・・・』


うめ『え・・・・お父さんは大丈夫なの?
   ねえ!お母さん!お父さんは大丈夫なの!?
   地位と名誉はどうなるの!?』

私は目に涙を浮かべ母に向かって叫んだ。


『ええ、お父さんはきっと大丈夫よ。
  信じましょう・・・
  とりあえず今から病院へ行くわよ。
  今、手術中ですって・・・』。



私と母は急いでタクシーで病院へ向かった。

病院へつくまでの時間は永遠よりも長く感じ、

不安で押しつぶされそうになっていた私の手を

母は何度も握り返してくれた。




ブーン・・・キキー

タクシーが病院の前に着いた。

料金を払い私と母はタクシーをおりる。

すると、病院の前に人影が見えた。

時刻は深夜。

こんな時間に人影がいることはおかしい。

その人影はゆっくり私と母に近づいてきているのがわかる。

その人影が病院の入り口のライトに照らされた時だった。

私は背筋が凍った。

その人影の正体の目、鼻、口・・・すべて見覚えがあったのだ。









『す・・・ず・・・き・・・・さん・・・?
  どうしてあなたがここに・・・?』


鈴木『さぁ?どうしてかな?
    一言だけ言うと、あなた達は知りすぎた。
    ただそれだけだよ。
    ふっふっふっふ・・・・』

鈴木は不適に笑う。



うめ『お父さんに何をした!』


鈴木『ふっふっふっふ・・・さぁなんのことやら?
    ただ私は彼の通る場所に、
    バナナの皮を置いただけさ。
    ふっふっふっふっふ・・・』



うめ『てめぇ!このやろぉぉぉぉ!』


私は気がつくと鈴木に向かって走っていた。

右手を大きく振り上げ、その拳を鈴木にめがけて振り下ろす。

最短距離で鈴木の顔へ近づく拳。

しかし私の拳が鈴木の顔に当たる直前、

その拳は誰かによって止められる。



『うめーな、やめなさい』

うめ『離してよ母さん!
   こいつに・・・こいつに一発喰らわせねえと・・・』

『そんなことをしてもお父さんは何も喜ばないわ』

うめ『けど・・・』
   
『今はそれよりも
  地位と名誉がどうなるか。
  そっちのほうが心配でしょ?
  その次にお父さんの容態。』

うめ『わかったよ・・・母さん。
   地位と名誉のためだ・・・
   我慢するよ・・・』

私は上げた拳を下ろし、

胸ポケットにある山崎パン製のジャムパンをかじった。
 

鈴木『まぁ残りの期間せいぜい頑張るがいいよ。
    地位と名誉はわたしたちのものだろうけどね。
    ふっふっふっふ・・・』


そういうと鈴木は足早に去っていった。

その晩、父は星になった。

父の右ポケットには点数シールが数え切れない程入っていたらしい。







そして、地位と名誉は鈴木さんのものになった。





















無題
絶賛、開催中!

春のパンまつり!





っていうCMどうですか山崎パンさん。



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