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以前の記事(壁という概念)の続き。

さて、以前の記事ではある程度ドラクエ10においての

壁という言葉の意味を説明かつ、

みいたんという人物の戦闘スタイルにメスを入れて調査をしました。




まず、今一度『壁』についての認識を合わせておこうと思います。
壁
ドラクエ10において壁というのは上の図のA、B、Cのように

タゲに向かって進む敵の進行を妨げる行為のことを

指すことだと私は認識しております。

これができることによって敵の行動回数を大幅に減らすことができ、

大変有利に戦闘を進めることができる技術です。

かくいう私もVer1.1強ボス実装時に練習を重ね、

今では人並み程度にはできていると自負しております。


しかしその固定概念をぶっ壊すプレイヤー。

それが『みいたん』である。

まずこの写真を見て頂きたい。

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とあるヒドラ討伐の際の一場面である。

写真ではわかりにくいが、

彼女はヒドラの斜め後方に陣を取っていることがわかる。

もし彼女がタゲになった瞬間、

彼女とヒドラとの間に障害物はいっさい存在しないため

最速で彼女のもとに攻撃のやいばが飛んでくる。

壁という概念は彼女には存在しない。

しかし、彼女もドラクエを続けて長いはず。

壁の存在は知っているはずだと思うのだが、

その概念を知らないかのような戦闘スタイル。



ここで私は思う。

この戦闘スタイル。

何か意味があるのではないか。

まずこの数枚の写真を見て頂きたい。

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この3枚の写真に共通点があるのがお分かり頂けただろうか。

そう、すべて彼女は敵の左斜め後ろにいるのである。




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角度は約45°(適当)をキープ。

敵が動けば彼女もこの角度をキープしたまま動くことは確認できている。

このことを念頭において次の解説を見て頂きたい。



壁
もし私の認識がずれていなければ、

ボスなどと戦う際は上記の図のように

基本壁スイッチをしながら時計周りで

戦闘を進めていくのが一般的だと思う。


この図にみいたんを加えるとこうなる。

壁
円の内側を常にキープしているがわかるだろうか。



壁
円の中心からの距離を比較すると、

圧倒的にみいたんの位置のほうが中心からの距離は短い。

これが何を意味するかというと、

みいたんの戦闘での移動距離が

私たちに比べ非常に短いということである。

円周を求める式は以下である。

円周 = 2 × 半径 × π


この式を見てわかるように

半径がより短いみいたんのほうが、

移動距離が短いことがわかるのである。

図で表すとこんな感じ。

壁
そう・・・

彼女は戦闘での移動を最小限に抑えることによって、

体力の温存を図り、かつ的確な状況判断を行うことで

私たちを勝利に導いてきていた。

決して戦闘中にメールとかしてるわけがなく、

彼女にとってわたしたちを勝利に導く最前の判断の結果が

このような戦闘スタイルを生み出したのである。

















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バギムーチョされたら離れようね、みいたん。






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